1947年12月
米国AT&Tベル研究所にて点接触型ゲルマニウムトランジスタ発明
〜業界動向〜


  1. ベル研究所で同じ研究をしていたWilliam. Schockleyはこの点接触型発明時、不在で 栄誉を逃したがその後、自身で接合型を発明、1956年にはWalter Brattain、John Bardeenとともにノーベル賞を受賞した。
  2. 当時AT&T社は米国全土に通信網を建設中であったが、増幅器が真空管方式の為、 真空管の寿命で故障が多かった。この為、どうしても真空管に代わるものが必要で、 1936年ベル研究所にその開発を依頼していた。
  3. 日本では戦後復興の中、GHQよりこの情報が伝わり、東北大学電気試験所で1948年 10月より早速勉強会が始まった。

【参考文献】
1. 電子立国 日本の自叙伝 トランジスタの誕生 NHK
2.ICガイドブック JEITA
3.半導体産業 日本の復活 大見 忠弘著
4.岐路に立つ半導体産業、佐野 昌著
5. http://www.alcatel-lucent.com/wps/portal/BellLabs


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【最終変更バージョン】
rev.004 2018/02/16