1960年初頭
日本は世界最大のトランジスタ生産国
〜業界動向〜


  1. 東芝トランジスタ工場、日立武蔵工場、NEC山形工場、富士通会津工場等多くの量産 工場が新設された。
  2. ただ、この時の世界の半導体市場は2,300億円で日本メーカはランクチャートの上位 には入れていない。日本メーカの得意とする民生用市場は世界の中では比率は低かった と思われる。 米国では1965年半導体市場の約半分は軍用であった。その後はコンピュータ用が増え 軍用比率は20%にダウンする。
  3. ゲルマニウムトランジスタ量産時での品質管理手法(含むデミング方式)はさらに改善、 推進されて行った。
  4. 1964年日本はOECDに加盟、これまでの貿易自由化に加え、資本取引の自由化も始 まった。 開放経済の始まりで競争は国際レベルとなった。

【出典】
1. ICガイドブックJEITA


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【最終変更バージョン】
rev.003