1965年以降
躍進する日本メーカは米国よりIC技術を導入する一方、
独自で開発、量産を積極推進
〜業界動向〜


  1. 1960年代後半から、日本の半導体技術者は積極的に半導体国際会議に出席をした。 米国でたびたび開かれたISSCC(国際固体素子回路技術会議)、IEDM(国際電子 デバイス会議)では日本人の出席数が時には半数にも上ることがあった。また日本人の 論文発表も都度されていた。
  2. 1965年以降の電卓用ICの需要は極めて大きく日本メーカ各社のIC生産量の50%近くを 占めていた。卓上式計算機で始まった電卓は瞬く間に個人用電卓に進化、シャープ、 カシオ、キャノン等が市場を開拓して行った。 ICとしてはNMOS→CMOS→One chip CMOSへと発展して行った。

【参考文献】
1. 日本IC産業の発展史 金 容度著
2. ICガイドブック JEITA
3. 一国の盛衰は半導体にあり 牧本 次生著
4. 物つくりの変革 田中 栄 report.
5. 古典電脳物語 鈴木 哲哉著
6. 電子立国 日本の自叙伝 石になった電子回路 NHK
→ https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2011034629SA000/?spg=P200900045400000


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【最終変更バージョン】
rev.001 2013/5/28