2017年
125℃動作FeRAM 量産開始(RAMXEED)

~集積回路~


1987年頃Ramtron が発表した、強誘電体薄膜をもちいる不揮発性メモリFeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)は、原理的にはDRAMと同等の高速動作で高記憶密度のメモリを実現する可能性があり、究極のメモリとして注目され、1990年代後半から2000年代前半にかけて、国内外の著名な半導体メーカーが多数研究開発に参入した。しかし、FeRAMは微細加工に多くの課題があり、設計ルール130nmあたりが微細化の限界で、高記憶密度メモリの実現は難しい。2021年時点で、商品化されているFeRAMの集積度は4Mbが最大で、メーカーもRAMXEED, Infineonなど世界で数社に限られている。

フラッシュメモリに比べて、書込み速度は約100倍のDRAM並で、書き換え回数耐性はフラッシュメモリの105回の1億倍の1013回もあり、消費電力が小さい[1]。1999年に富士通が世界に先駆けて実用化したFeRAMは、2006年に非接触ICカードFelicaに採用されるなど、リアルタイムで煩雑にデータ書き換えの起こる用途や、緊急電源オフ時の高速データバックアップ用に広く使用されている[2][3][4]。

【もっと詳しく見る】

表1 半導体メモリの特性比較[1] 表1 半導体メモリの特性比較


FeRAMは、自動運転用車載電子装置などの高速データログ用不揮発性メモリに適しているが、車載用メモリは少なくとも-40~125℃の広い温度領域で動作させる必要がある。標準的なメモリの動作温度上限は75℃~85℃で、動作温度上限を上げるには相応の技術開発が必要になる。

FeRAMは強誘電体の残留分極を利用する。商品化されているFeRAMでは、強誘電体として、チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O3: PZT)が使用されている。

【もっと詳しく見る】

図2に示す強誘電体の分極量と電圧の関係を使い、強誘電体のメモリ動作を説明する。強誘電体の初期状態が、電圧0で分極量Pr-(“1”が書き込まれた状態)にあるとして、正の方向へ電圧を上げていくと、電圧Vc+のとき分極量が0になる。さらに電圧を上げると分極が反転し、反転した分極量が増えていく。その状態から電圧を下げていくと、電圧0で分極量がPr+(“0”の書込み)となり、電圧Vc-で分極量が0となる。さらに、電圧を負方向へ下げていき、再度正方向へ電圧を上げると元の状態 (“1”)に戻る。Pr-とPr+の絶対値を足した値を2Pr、Vc+とVc-の絶対値を足した値を2Vcとそれぞれ定義する。2Prが大きいほど、記憶を保持する能力が高く、2Vcが小さいほど低い電圧でデータを書き換えることができる。一般に温度が高くなると、2Prと2Vcは小さくなり、書込みしやすくなる一方で、記憶を保持しにくくなる[1]。また、発生するリーク電流も大きくなる[7]。

図2 強誘電体の分極量と電圧の関係

図2 強誘電体の分極量と電圧の関係

強誘電体として広く使用されているPZTは、650℃-750℃の高温熱処理をおこない、結晶(柱状結晶粒)化して分極を発現させる。熱処理時に、耐酸化性貴金属電極の触媒作用で発生した水素による還元作用、あるいは、後の多層メタル配線工程での水素アニールによる還元作用で、PZT中の酸素が抜けて分極量の減少、欠陥発生によるリーク電流が発生する。この現象を防ぐために、厳重に強誘電体を保護膜で包むなど、水素、水の浸入を防ぐ様々な技術が必要になる。

RAMXEEDの開発した強誘電体キャパシタ(FC)の断面構造を図3に示す [8]。強誘電体のPZTを、イリジウム(Ir)下部電極、酸化イリジウム(IrOx (1<x<2))上部電極で挟む一般的な構造に、Bi添加ルテニウム酸ストロンチウム(B-SRO:Bi doped SrRuO3)を挿入している。PZTは、600℃以上で結晶化する必要があるために、耐酸化性のあるIr系電極を用いている。PZTキャパシタでは、上部電極からわずかな量のIrがPZTへ拡散することで、2Vcが下がり、2Prを増加することがわかっている[10]。ただし、このIrの拡散量が多すぎると逆に2Prを下げてしまう。B-SROの厚さを調整することで、Irの拡散量を制御して、FeRAMの動作マージンを上げることができる。また、B-SROは、PZTから上部電極へのPbやO(酸素原子)の拡散を抑制することで、リーク電流を抑制する働きもしている[7][10]。

図3 強誘電体キャパシタの断面構造係

図3 強誘電体キャパシタの断面構造[8]
(提供:RAMXEED株式会社)

RAMXEEDのFeRAMのメモリセルは図4、5に示すように、チップ全面をFCに展開するCOB(Capacitor-over-bit line)構造を採用している。キャパシタ底のメタル層とキャパシタ上・側面を覆う絶縁層からなる保護層、2層のSiN層とキャパシタ列および2層のメタルプレートでキャパシタ領域を囲む保護ボックス、その外側を囲むキャパシタ列による保護外壁からなる、トリプルプロテクション構造で、PZTが製造プロセスで水や水素によって還元し、分極残留が低下するのを防止している[11]。

図4 メモリセルアレイの平面概略

図4 メモリセルアレイの平面概略
(文献[11]を参考にして、日本半導体歴史館が作成)

図5 図4のX-X’で示したセルアレイ端の断面概略図

図5 図4のX-X’で示したセルアレイ端の断面概略図
(文献[11]を参考にして、日本半導体歴史館が作成)


PZTは温度が高くなると、残留分極が小さくなり、リーク電流が大きくなるため記憶を保持し難くなる。RAMXEED(旧富士通セミコンダクターメモリソリューション)は、強誘電体コンデンサの構造改良に加えて、PZTを成膜する有機金属気相堆積法(MOCVD)の成膜温度や圧力、分極を発現させるための堆積膜のアニール条件を最適化することで、PZTの結晶性向上と欠陥低減をはかり、125℃でも十分な残留分極を低リーク電流で確保することに成功した。

【もっと詳しく見る】

RAMXEEDは、有機金属気相堆積法(MOCVD)を用いて成膜したPZTを酸素雰囲気中でアニールする温度を600℃から700℃に上げて、PZTの結晶性を向上させた。これにより、125℃で測定した2Prが2μC/cm2程度向上した(図6(a))。しかし、常温で測定した2Vcは約0.08 V程度大きくなってしまった(図6(b))。2Vcを小さくするために、PZTの厚さを従来の85nmから75nmに薄くした。強誘電体を薄膜化して実効的な電界を大きくする狙いである。さらに、従来1nmとしていたB-SROの厚さを、ウェーハ面内の均一性を考慮して、2nm以上として十分に余裕をもたせることにした。これらによって、2Vcを最終的に0.4V程度減少させることができた(図7(a)、図7(b))。リーク電流の低減には、MOCVDの圧力を従来の270Paから150Paに下げて、堆積チャンバーでの気相反応を抑制してPZT中の欠陥を減らすことで対応した。図8に成膜125℃で測定したFCのリーク電流密度を示す。リーク電流が大幅に抑制できていることがわかる。

図6(a) 強誘電体成膜後のアニール温度を従来の600℃から700℃としたときの2Pr(125℃測定)

図6(a) 強誘電体成膜後のアニール温度を従来の600℃から700℃としたときの2Pr(125℃測定)
(提供:RAMXEED株式会社)

図6(b) 強誘電体成膜後のアニール温度を従来の600℃から700℃としたときの2Vc(常温測定)

図6(b) 強誘電体成膜後のアニール温度を従来の600℃から700℃としたときの2Vc(常温測定)
(提供:RAMXEED株式会社)

図7(a) 強誘電体の厚さを従来の85nmから75nmとしたときの2Vc(常温測定)

図7(a) 強誘電体の厚さを従来の85nmから75nmとしたときの2Vc(常温測定)
(提供:RAMXEED株式会社)

図7(b) B-SROの厚さを従来の1nmから2nmにしたときの2Vc(常温測定)

図7(b) B-SROの厚さを従来の1nmから2nmにしたときの2Vc(常温測定)
(提供:RAMXEED株式会社)

図8:強誘電体成膜圧力を従来の270Paから150Paとした場合のリーク電流密度対電圧の関係(125℃測定)

図8:強誘電体成膜圧力を従来の270Paから150Paとした場合のリーク電流密度対電圧の関係(125℃測定)
(提供:RAMXEED株式会社)


RAMXEEDはこの技術を用いて、2017年に125℃動作256kb FeRAM、2021年に125℃動作4Mb FeRAMの量産に成功した[5](図1)。4Mb FeRAMは、180nm 6層メタル配線CMOSプロセスにより製造され、メモリユニットはデータ保持特性の信頼性が高い2T2C(2トランジスタ2キャパシタ)構成を採用している。

【もっと詳しく見る】

FeRAMは、DRAMとよく似た回路構成で、図9に示すようにDRAMの常誘電体キャパシタを強誘電体キャパシタ(FC)に置き換えた構成になっている。FeRAMでは、プレート(PL)とビット線(BL)を駆動してデータの書込みと読み出しを行う。図9の左上に、FCの分極方向と記憶された値の例を示す。“1”書き込みでは、PLを接地してBLに電圧をかけ、トランジスタ(Tr)をオンにして強誘電体を上向きに分極させる。“0”書き込みでは、PLに電圧を与え、BLを接地する。読み出しでは、PLに電圧をかけ、Trをオンにし、FCに電圧を印加してフローティング状態にしたBLの電位上昇を読み取る。強誘電体の分極が反転する“1”読み出しに比べて反転を伴わない“0”読み出しの方がBLに流れ込む電荷が少ないため、電圧の上昇が小さいことを利用して、“1”と“0”を判別している。

図9 FeRAMの回路構成

図9 FeRAMの回路構成
(提供:RAMXEED株式会社)


本メモリは、1.8 Vから3.6 Vの広い範囲で動作が可能であり、1013回(10兆回)の書き換えが可能で、125℃までの温度で使用できる。高品質規格AEC-Q100グレード1に準拠しており、車載向けの先進運転支援システム(ADAS)や高性能産業用ロボットに最適である。

図1 車載用4Mb FeRAMの外観

図1 車載用4Mb FeRAMの外観[5]
(提供:RAMXEED株式会社)

【補足】

商用化されているFeRAMに採用されている強誘電体PZTにはサイズ効果があり、厚さが100nm以下になると、分極量が急激に減少する。このため設計ルール180~130nm以下の微細化は難しい。

2011年に、HKMGプロセスで使われているHf系酸化物がある条件で結晶化すると強誘電体になり、10nm以下の厚さでも強誘電体の性質を維持することが見つかった。10nm以下に薄膜化してもリーク電流を抑えて強誘電性を維持でき、水素に対する耐性も強いことから、メモリデバイスの微細化を可能にする。高集積不揮発性メモリの実現を目指して、HZO(HfZrO4)を用いる1T1C FeRAMや、HZOをFETのゲート絶縁膜に挿入する1T0C FeFET、強誘電体トンネル接合(FTJ)メモリなどの研究開発が活発化している。AlScN、GaScNなど、数nmの厚さで分極を発現する強誘電体材料も発見され、メモリデバイスは新世代を迎えようとしている[6]。


【参考文献】

  1. RAMXEED株式会社 ホームページ、"FeRAMについてもっと知る"
    https://www.ramxeed.com/jp/tech-column/
  2. T. Yamazaki, K. Inoue, H. Miyazawa, M. Nakamura, N. Sashida, R. Satomi, A. Kerry, Y. Katoh, H. Noshiro, K. Takai, R. Shinohara, C. Ohno, N. Nakajima, Y. Furumura, and K. Kawamura, "Advanced 0.5μm FRAM Device Technology with Full Compatibility of Half-Micron CMOS Logic device," Proc. Int. Electron Devices Meeting, p. 613-616. (1997), DOI: 10.1109/IEDM.1997.650459.
  3. 日本半導体歴史館集積回路欄、“2001年:ReRAM混載ICカード用LSIの発売(富士通・松下)”
    https://www.shmj.or.jp/museum2010/exhibi714.htm
  4. 富士通株式会社プレスリリース、“FRAM搭載LSIがFeliCa方式ICカードに採用”、(2006年11月7日)
  5. RAMXEED株式会社プレスリリース、 “車載グレードに準拠した125℃動作の4MビットFeRAM、量産を開始”、(2021年7月6日)
    https://www.ramxeed.com/jp/news-and-updates/3375/

【関連文献】

  1. 小林 正治、“HfO2系強誘電体薄膜を用いた新規メモリデバイス技術の現状と課題”、応用物理、89巻、6号、pp.314-320、(2020)
  2. W. Wang, K. Takai, K. Nakamura, M. Oikawa, S. Ozawa, K. Nagai, S. Mihara, Y. Hikosaka, H. Saito, M. Kojima, T. Eshita, K. Nomura, H. Yamaguchi "A new electrode structure of IrOx/Bi-doped SrRuO3 for highly reliable La-doped Pb (Zr, Ti)O3-based ferroelectric memories," 22nd Int. Symp. INFOTEH-JAHORINA (INFOTEH) (March, 2023), DOI:10.1109/infoteh57020.2023.
  3. 王文生 特許第4983172号, 特許第5593935号.
  4. K. Nomura, W. Wang, K. Nakamura, T. Eshita, K, Takai, S, Ozawa, H. Yamaguchi, S. Mihara, Y. Hikosaka, H. Saito, Y. Kataoka, and M. Kojima, "Reconstruction of IrO2/(Pb, La)(Zr, Ti)O3 (PLZT) interface by optimization of postdeposition annealing and sputtering conditions", J. Appl. Phys., vol. 126, p. 074105 (2019), DOI: 10.1063/1.5091501.
  5. W. Wang, K. Takai, T. Eshita, M. Nakabayashi, K. Nakamura, M. Oikawa, N. Sato, K. Suezawa, Y. Okita, S. Ozawa, S. Mihara, Y. Hikosaka, H. Saito, and K. Nagai, "Development of a High-Endurance Ferroelectric Capacitor for FeRAM in Automotive and Industrial Applications," Trans. Electron Devices. (early access), doi: 10.1109/ted.2024.3514579.
  6. H. Saito, T. Sugimachi, K. Nakamura, S. Ozawa, N. Sashida, S. Mihara, Y. Hikosaka, W. Wang, T. Hori, K. Takai, M. Nakazawa, N. Kosugi, M. Okuda, M. Hamada, S. Kawashima, T. Eshita, and M. Matsumiya, “A triple-protection structured COB FRAM with 1.2-V operation and 1017-cycle endurance, ” 2015 IEEE International Memory Workshop (IME) (May, 2015), DOI:10.1109/IMW.2015.7150275.
  7. T. Eshita, W. Wang, and Y. Hikosaka "Ferroelectric Memory," Elsevier Science, Encyclopedia of Materials: Electronics pp. 218-240 (March 2023), DOI: 10.1016/B978-0-12-819728-8.00042-5.
  8. W. Wang, K. Nakamura, M. Nakabayashi, T. Eshita, K. Takai, K. Suezawa, M. Oikawa, N. Sato, S. Ozawa, S. Mihara, Y. Hikosaka, H. Saito, and K. Nagai, "A ferroelectric capacitor with an asymmetric double-layered ferroelectric structure comprising a liquid-delivery MOCVD Pb(Zr, Ti)O3 layer and a sputter-deposited La-doped Pb(Zr, Ti)O3 for highly reliable FeRAM," Appl. Phys. Lett. 125, 192901. 2024, doi: 10.1063/5.0230646.
  9. W. Wang, T. Eshita, K. Takai, S. Amari, K. Nakamura, M. Oikawa, N. Sato, S. Ozawa, M. Nakabayashi, S. Mihara, Y. Hikosaka, H. Saito, K. Inoue, and K. Nagai, "Highly Reliable 4 Mb FeRAM Using a Newly Developed PLZT Capacitor With a Bi-Doped SRO Interlayer." IEEE Electron Device Lett.45, pp 2126-2129,2024, doi: 10.1109/led.2024.3459044.
  10. W. Wang, T. Eshita, K. Takai, K. Nomura, H. Yamaguchi, K. Nakamura, S. Ozawa, K. Nagai, J. Watanabe, S. Mihara, Y. Hikosaka, H. Saito, and M. Kojima, "An improvement of low temperature characteristics of an La-doped Pb(Zr, Ti)O3 capacitor," Jpn. J. Appl. Phys. vol. 61, (2022), DOI: 10.1109/infoteh57020.2023.
  11. W. Wang, K. Nakamura, T. Eshita, K. Nomura, K. Takai, H. Yamaguchi, S. Mihara, Y. Hikosaka, H. Saito, and M. Kojima, "Ferroelectric capacitor with an asymmetric double-layer PLZT structure for FRAM, " Appl. Phys. Lett. vol. 120, p. 102901 (2022), DOI: 10.1063/5.0083645.
  12. W. Wang, K. Nomura, K. Nakamura, T. Eshita, S. Ozawa, H. Yamaguchi, K. Takai, J. Watanabe, S. Mihara, Y. Hikosaka, H. Saito, Y. Kataoka, and M. Kojima, "Ferroelectric random access memory with high electric properties and high production yield realized by employing an AlOx underlying layer of Pt bottom electrode for a La-doped lead zirconate titanate capacitor," Jpn. J. Appl. Phys. vol. 58, p. 016503 (2019), DOI: 10.7567/1347-4065/aae899.
  13. K. Nomura, W. Wang, H. Yamaguchi, K. Nakamura, T. Eshita, S. Ozawa, K. Takai, S. Mihara, Y. Hikosaka, M. Hamada, M. Kojima, and Y. Kataoka, "Improvement of ferroelectric random access memory manufacturing margin by employing Pt/AlOx bottom electrode for the La-doped Pb(Zr, Ti)O3 ferroelectric capacitor”, Jpn. J. Appl. Phys. vol. 57 p. 11UF01 (2018), DOI: 10.7567/jjap.57.11uf01.
  14. K. Nomura, W. Wang, H. Yamaguchi, K. Nakamura, T. Eshita, S. Ozawa, K. Takai, S. Mihara, Y. Hikosaka, M. Hamada, M. Kojima, Y. Kataoka, "Effect of Pt/AlOx Bottom Electrode on the Manufacturing Process Margin Improvement of La-Doped Pb(Zr; Ti)O3 Thin Films," 2018 ISAF-FMA-AMF-AMEC-PFM (IFAAP) Joint Conf. (2018).
  15. W. Wang, K. Nomura, H. Yamaguchi, K. Nakamura, T. Eshita, S. Ozawa, K. Takai, S. Mihara, Y. Hikosaka, M. Hamada, and Y. Kataoka "Control of La-doped Pb(Zr,Ti)O3 crystalline orientation and its influence on the properties of ferroelectric random access memory," Jpn. J. Appl. Phys. vol. 56, p.10PF14 (2017), DOI: doi.org/10.7567/jjap.56.10pf14.
  16. A. Chen "A review of emerging non-volatile memory (NVM) technologies and applications," Solid-State Electronics, vol. 125, pp. 25–38 ,(2016), DOI: 10.1016/j.sse.2016.07.006..
  17. T. Eshita, W. Wang, K. Nomura, K. Nakamura, H. Saito, H. Yamaguchi, S. Mihara, Y. Hikosaka, Y. Kataoka, and M. Kojima, "Development of highly reliable ferroelectric random access memory and its Internet of Things applications," Jpn. J. Appl. Phys., vol. 57, p. 11UA01, (2018), DOI: 10.7567/JJAP.57.11UA01.


Ver.001: 2025/7/25