


日本半導体歴史館 館長
牧本 次生
「日本半導体歴史館」のサイトへ、ようこそ!
ご来館の皆様に一言ご挨拶を申し上げます。 1947年、米国ベル研究所においてトランジスタが発明されてから60余年が経過しました。この間、半導体の分野においては間断なく技術革新が行われ、今日の高度情報化社会を構築する基盤となっています。 半導体産業の立ち上がりの初期にあっては、米国とともに日本が大きな役割を果たしました。しかし、両国における発展のパターンは大きく異なっていたのです。米国においては主として軍事、宇宙、コンピュータの分野が半導体産業の牽引役を果たしましたが、わが国においてそのような役割を担ったのはラジオ、テレビ、電卓、時計、VTRなどの 民生分野だったのです。半導体はそのような製品を通じて、「日本の奇跡」とも言われた、戦後日本の復興を支える最も重要な基盤産業となりました。 その重要性は今日においても、また将来においてもいささかも変わることなく、天然資源の乏しいわが国にとって、まことにかけがえのない産業であります。
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新たな特別展示として「拡がりゆく半導体応用分野 ~ロボット/AI/IoT~」の展示室を開設しました。
また、「個別半導体他」2020年代に「車載LiDAR向け SPAD直接ToF方式距離センサーを商品化」の記事を掲載いたしました。是非ご覧ください。