業界動向1960年代
1957年に米国で発明されたIC技術は1960年代初頭から日米欧で産業化され始めた。
当初は宇宙・軍事・産業・民生用などの電子機器に使われていたトランジスタからBipolar IC化された。60年代中頃にはIC化された第3世代コンピュータが登場し、MOS ICへの展開を含めてコンピューティング用中心にムーアの法則に従った高集積化が進み始めた。
1960年に世界一のトランジスタ生産国になった日本も直ちに米国のIC技術の学習・導入を始め、ラジオやTV、電卓などの民生機器用電子回路のIC化・LSI化が進んだ。同時に第3世代コンピュータ対応ICの国内生産に向けた官民共同プロジェクトによって、1970年代のVLSI化に向けた技術基盤の強化が進んだ。
